ART BATTLE Tokyo2019が開幕

NYで生まれ、これまでに世界50を超える都市で開催されてきたライブアートイベント「ART BATTLE」。
2018年2月に日本に正式上陸し、2018年大会は新進気鋭のアーティストたちが参加し、熱きバトルを繰り広げてきました。
2020年には東京にてART BATTLE史上初のART BATTLE世界大会の開催が予定されており、世界大会に向けて各国・各都市で日々白熱するART BATTLEが行われています。

そんなART BATTLEですが、2019年もこの度開幕し、5月25日(土)に天王洲アイルの寺田倉庫を舞台に、ART BATTLE Tokyoが開催されました。

今回は12名のアーティストが参加いたしました。
今回は日本での大会では初めて海外のアーティストも参加し、中国・フィリピン・ロシア出身のアーティストが登場し、国際色豊かでこれまでとはまた違った表現のアート作品が見られました。
また、パラアーティストとして活躍しているキクチユミ氏もART BATTLE Tokyoに二度目の参加をするなど、アートを通して様々な人たちが交わるイベントとなりました。

予選1、2にそれぞれ6名のアーティストが参加し、20分間で行われるライブアートパフォーマンスに対してオーディエンスの投票により勝者が決定します。
各予選で2名ずつ勝ち上がり、4名で決勝戦が行われました。
決勝に進出したのは、「木全靖陛」「田中紳次郎」「Riexy」「kyocomori」の4名です。それぞれ全くことなるテイストのアート、パフォーマンスをするアーティストで、誰が優勝してもおかしくないほどの白熱したバトルが行われました。

予選で座頭市を描き、決勝では力士を描いたジャパニーズカルチャーを表現した木全靖陛氏。
黒のポスカ一本で挑み、決勝では最初は縦に人の顔を描いていたと思いきや、途中からキャンバスを横にすることで、空飛ぶ魚へと変貌させて田中紳次郎氏。
花魁衣装+墨で予選から注目を集め、妖艶かつコントラストが鮮やかな作品を描いたRiexy氏。
カラフルな色使いと最後までどのようなアート作品になるか想像もできなく、20分間ずっと観客の目を釘付けにしたkyocomori氏。

それぞれ素晴らしい作品・パフォーマンスをしてくれました。
そして、観客による投票の結果、優勝の座をつかんだのは、、田中紳次郎氏!

田中紳次郎氏には、年末に開催を予定しているART BATTLE日本一決定戦への参加権が与えられます。
さらに日本一決定戦で優勝すると、日本代表として史上初のART BATTLE世界大会への参加権を手にします。

まだまだ目が離せないART BATTLE、これからも期待してください!

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